裁判員制度の話題

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裁判員制度の話題
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[投稿日時] 2012年02月15日 14時05分21秒
■わかる小学生・中学生の裁判員制度のホームページ
●ポイント 裁判員制度の二審の役割とは

二審の審理のあり方をめぐっては、ともすれば一審と同じスタートラインに立ち、証拠をゼロから評価したうえで「真相」を明らかにしようという傾向があると言われてきた。

 職業裁判官の責任感の表れかもしれないが、もともと二審の役割は「事後のチェック」だ。裁判員時代を機に、最高裁が高裁に意識の切り替えを迫ったと見ることができよう。

●詳細

裁判員が参加した一審では無罪だった。ところがプロの裁判官だけで審理した二審は有罪。どちらが「正しい」のか。

 地裁と高裁の結論がわかれた裁判で、最高裁は一審を支持する判決を言い渡した。
 妥当な判断といえる。

 外国で知人からあずかった荷物の中に覚醒剤が入っていた。密輸の罪に問われた被告は、荷物の中身は知らなかったと訴えた。二審が逆転有罪とした昨年春、私たちは社説でこの判決に疑問を投げかけた。
 一審の結論を高裁がひっくり返すには、よほど説得力のある理由と説明が必要だ。安易に認めれば、刑事裁判にふつうの人の感覚を反映させようという裁判員制度の意義が揺らいでしまう――。そう主張した。
 最高裁の判断も、ほぼこれと重なる。「一審判決が間違っているというためには、論理や経験則などに照らして不合理な点があることを、具体的に示す必要がある」と述べ、この事件の場合、一審のような見方も否定できないと結論づけた。
 二審の審理のあり方をめぐっては、ともすれば一審と同じスタートラインに立ち、証拠をゼロから評価したうえで「真相」を明らかにしようという傾向があると言われてきた。
 職業裁判官の責任感の表れかもしれないが、もともと二審の役割は「事後のチェック」だ。裁判員時代を機に、最高裁が高裁に意識の切り替えを迫ったと見ることができよう。
 もちろん、「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の大原則がある。有罪判決を無罪の方向で見直すことまで抑制的になるのは、最高裁の意図するところではあるまい。
 判決は、一審を担う裁判官、検察官、弁護人の使命が重いことを改めて浮き立たせた。

 一審を尊重すべき大きな理由のひとつは、書面による審理が中心の高裁や最高裁と違い、関係者からじかに話を聞く点にある。文字を通してではわからない微妙なニュアンスや表情、態度を踏まえて判断する強みは、なにものにも代えがたい。

 カギとなる証人は法廷に呼んで適切な尋問を行い、証言に耳を傾ける。日ごろからそんな充実した審理を心がけることによって、一審への信頼をより高めていかなければならない。

 国民の司法参加が決まって以来、法律が定める姿と実務の溝を埋め、捜査や公判を透明でわかりやすいものにしていこうという流れが生まれている。今回の判決も、その重要な一歩と位置づけることができる。

引用.朝日新聞 2012年2月15日(水)付 14面 社説「二審の役割」
 http://www.asahi.com/paper/editorial20120215.html


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